不動産屋まーの雑記ブログ

たわいもない日常や、こんなことしたいと思っていることを書いていきたいと思っています。

沖縄の住宅ローン事情①/通常40年返済、最長50年返済

三重在住、まーです。

セレブでなくても二拠点生活を楽しもう、をテーマに、今回は住宅ローン事情についてお話しします。

私の住む本州では最長35年返済の住宅ローンが一般的ですが、沖縄では最長40年返済の住宅ローンが一般的です。

最近は最長50年返済の住宅ローンもあるみたいです。

さすがに誰が借りるのだろうかと思いますが、親子で住宅ローンを借りて、返済していくときくらいですかね。

沖縄では、住宅価格が所得に比べて高いので40年返済は納得ではありました。

超概算な計算で、借入額3000万円、金利2%と仮定します。

35年返済(420ヶ月)だと月々返済額は99378円、返済総額4173万円。

40年返済(480ヶ月)だと月々返済額は90847円、返済総額4360万円。

40年返済の方が月々返済額は少なく済みますが、返済期間、利息の支払いは増えます。

正直50年借りたら、金利ばかり払って元金減りません。

金融機関のパンフレットには、最終82歳まで返済可能とありました。

30歳で住宅ローンを借りたとして40年返済なら70歳で完済、50年返済なら80歳で完済となります。

働ける年齢を考えると、やはり40年返済までがベストな気がします。

40年返済と50年返済、返済金利が同じなら月々返済額は50年返済の方が少なくなります。

超概算な計算で、借入額3000万円、金利2%と仮定します。

40年返済(480ヶ月)だと月々返済額は90847円、返済総額4360万円。

50年返済(600ヶ月)だと月々返済額は79137円、返済総額4748万円。

50年返済の方が月々返済額は少なく済みますが、勿論返済期間と利息の支払いは増えます。

通常フラット35以外の住宅ローンは、団体信用生命保険(団信)への加入が融資条件になっています。借入団信は住宅ローンの契約者が死亡した場合などに、保険金で住宅ローン残高を返済してもらえる制度で、掛け金は金融機関が払ってくれます。

50年返済は、働ける年齢が70歳と仮定して、そこで亡くなったら月々返済額が低いまま済むので、お得であると言えます。

長生きする方は支払いが残ります。

ただ夫婦連帯債務の場合は、亡くなった方の借入は保険で支払われますが、残された方の方は借入が残る点をご注意ください。

基本40年までの返済をお勧めします。