三重在住、まーです
先日、二拠点生活の話を書かせて頂きました。
沖縄本島に移住したい方、二拠点生活をしたい方も多いと思います。
私自身もいずれ沖縄本島との二拠点生活をしたいなと思っています。
実際に仕事で沖縄本島にて土地探しをした経験からお話をしたいと思います。
まずは、やはり知り合いがいると安心です。
それも沖縄生まれの方ではなく、同じ移住者とかに話が聞けたら最高です。
沖縄では当たり前のこととして気にしない事柄が、移住者には物凄く重要なことという場合も多々あります。
私の場合、古くからの知り合いが10年ほど前に家族で沖縄本島に移住しています。
沖縄でも不動産の仕事をしている方なので、地元の話を色々聞けたりします。
西海岸のあの場所、凄く景色いいねと言ったら、観光には良いが、病院がない、
スーパーがない等、住むには不便だよ、と言われて納得したり。
<土地を探すときの注意点>
普通土地を探すときは、不動産会社さん等に依頼されると思いますが、一応土地を探すという作業全般で気を付けておきたいことを書きます。
<海沿い/価格上昇>
海沿いの土地は非常に少なくなっているので、物凄く土地価格が上昇しています。
特に直接海に面している土地は、非常に希少価値が高いです。
<海沿い/防風林>
海に面した土地の場合、土地と海の境目に比較的大きめの木が生えていることが多いです。
木を伐ったら海が見えるなと思うかもわかりませんが、誰の所有地か確認が必要です。
風よけの防風林として行政の持ち物の場合が多々あるのでその場合、当然勝手に伐採もできません。
木が伐れないから海が見えない可能性もあります。
<海沿い/湿気>
海沿いの土地は湿気が凄いので、車なども錆びるのが早いです。
実際に私自身、窓を開けたまま寝たら蒲団が湿っぽくなった経験があります。
観光で行く分には海に面した土地がいいですが、住むなら高台等の海が見える土地の方が良いと思います。
<海沿い/台風の波>
海に面した土地の場合、台風の波がどこまで来るかチェックした方がいいです。
ハザードマップも出ていますので、そちらも見ておくといいかと思います。
<台風/道路排水>
沖縄の道路は側溝が設置されていない道路が多い等、大雨のときに雨水処理が追い付かず、道路が冠水する場合が多々あります。
台風になると冠水して通行できない道も出てきます。
地元の方ならよく冠水する道路は知っているはずなので、確認しておいた方が良いです。
<高台/土砂災害>
台風が多い地域だけに高台の場合は,土砂災害とかの情報も調べたほうがいいです。
土砂災害警戒区域は比較的建物が建っている場所もありますが、近隣に土砂災害特別警戒区域がある場合は特に注意してください。
その区域内では建設も制限されます。
<傾斜地>
気を付けたいのは資料だと平らな土地に見えるが、実際は傾斜が多く、平らな使える面積が少ない土地が、結構ありますのでご注意ください。
傾斜があると使えない土地、傾斜を削ったら使える土地など色々ありますが、崩れない様に斜面の補強工事が必要となったりします。=別料金が必要。
<お墓、相続問題>
なんでこんな良い場所が手つかずで、残っているのかと不思議に思う場所もありますが、調べてみると墓があって購入できない場合がよくあります。
相続登記をせずに放っておいた土地で相続人がかなりの人数になる土地、中には海外に移住した方もおり、登記ができず売買ができない土地も多々あります。
<鶏舎、豚舎、牛舎/匂い>
あと気を付けたいのが、近隣に鶏舎や豚舎、牛舎があるかどうかです。
昔ながらの鶏舎等が多いので、風向きにより匂いがすることがあります。
実際に暮らすとなるとやはり調査が必要かと思います。
<騒音>
戦闘機がどこを飛ぶかも考えた方が良いと思います。
私も沖縄市やうるま市に滞在した時に、この音に悩まされました。
<電波状況>
スマホの電波が届くかどうかのチェックもした方が良いと思います。
私はドコモユーザーですが、観光客に人気の古宇里島に数年前に行ったときは、電波の届かない場所もありました。
沖縄の県内企業である沖縄セルラーさんが運営している、auの電波が最も届きやすいかと思います。
<渋滞>
本州と行ったり来たりが多い人は、空港までの移動時間も考慮に入れてほしいです。
特に朝夕の那覇周辺は大渋滞するので、そこを通らずに済む立地がおススメかとも思います。
私自身、以前レンタカーを借りた時、日曜日の夕方の混む時間にあたり、レンタカーを返したあと、空港までの送迎バスが渋滞でまったく動かず、焦った記憶があります。