不動産屋まーの雑記ブログ

たわいもない日常や、こんなことしたいと思っていることを書いていきたいと思っています。

土地調査①/物件個別の状況調査

三重在住、まーです。

今回は土地調査について書きたいと思います。

私は主に不動産開発、不動産仲介の仕事をしてきました。

うちの田舎は都会のようにビルが少ないので、マンションやテナントビルの売買とかの仕事はほとんどないです。

直接または人を介して、田畑や山林、宅地等、土地を売れいというお話を頂いたら、その土地がどんな土地か調査します。

<どんなことを調査するのか>

近場の土地の場合、まず現地を見に行きます。

市街や県外等、少し遠い場所の場合はまず調査をしてから、売るのに問題ない土地なら見に行きます。

大きな土地なら、静岡、愛知、岐阜、大阪、京都、兵庫、滋賀、和歌山辺りまでは見に行きました。

沖縄の土地に関しては、知り合いがいるので見てきてもらっています。

基本的に自分が見に行ける範囲の土地を扱います。 

<土地調査①>

(物件個別の状況調査)

まずその土地の住所、地番、面積、宅地か田畑か土地の種別まで把握します。

法務局に行けば、登記簿謄本(登記事項証明書)と公図、地積測量図等が登録されているか調べらます。有料ですが誰でも申請して登記されている情報を取得することができます。

山林などでは、その地番の登記簿がない、公図がない、という場合もあります。

地積測量図がない場合は、境界確定が登記されている土地かを調べます。

境界確定などは費用がかかる為、地積測量図がない土地も多くあります。

登記簿謄本にて、所在、地番、地目、地積、売買か相続か等の登記原因、その日付

抵当権などの担保の情報、地上権等の権利について記載されています。

今までの所有者の記録もわかりますので、相続で持っている土地か、購入した土地か等の情報も把握出来ます。

土地購入後5年以内に売却する場合、短期譲渡所得といって利益に対して約50%の税金がかかるので、どんな原因でいつ取得したか見るのも重要です。

公図は土地の境界や位置、地番などを示しており、図に準ずる図面として扱われます。

公図には、500分の1や600分の1等の縮尺が比較的多い為、山林等の大きな土地の場合は、膨大な枚数となります。

資料を張り合わせて把握したりもしますが複写がしにくいので、そういった場合は、市役所等の税務課で地番図も取得します。

地番図は公図を基に各市町村が作成した図面です。

こちらは縮尺を変えて印刷してもらえる事も多いのでそれを取得する場合も多いです。

発行してくれない市町村もあるので事前に確認します。

ただし、地番図はあくまでも参考に使うだけです。

登記されている書類=第三者に証明する為のものという意味合いもあると思うのであくまでもメインは公図です。

地積測量図は、現地で立ち合い、土地と道路の境界をその道路の管理者である行政と確認したり、隣の土地の持ち主と境界を確認した上で、測量を行い、その結果が記載された図面です。

また、法務局に登記すると費用もかかるので、立会も行い境界も決めて図面まで作成した状態で登記のみされていない図面を確定測量図といいます。

ここまでの状況調査を経て、この土地のみの売却に必要な情報が集まります。

この後、物件個別の状況調査が完了した土地が法令上、どんな土地で、どんな法令に該当するかを調べます。

次回は法令調査の中の都市計画調査について書きたいと思います。

 

沖縄の住宅ローン事情②/どんな金融機関がおススメか

三重在住、まーです。

セレブでなくても二拠点生活を楽しもう、をテーマに、前回に引き続き沖縄に移住する際の住宅ローン事情についてお話しします。


<住宅ローンの種類>

沖縄は新築住宅のコストが高いので二拠点生活をされる方は、賃貸がベストと思いますが、住宅を購入する場合は住宅金融支援機構フラット35のセカンドハウス向けの商品か、今現在取引のある金融機関にセカンドハウス向けのローンがないか聞いてみることをお勧めします。

移住される方については、移住するときに住宅を取得したい方には、沖縄銀行さん、琉球銀行さんは移住予定者向けのローンがあります。

移住してから新築住宅を取得する場合は、まず沖縄で働いて所得が出てからとなりますので、沖縄在住の方々と同じ方法で住宅ローンを利用することになります。

どの住宅ローンもそうですが、自分や家族が住むことが前提の商品なので、購入した物件を人に貸す等の投資目的への使用は禁止されています。

沖縄県で使える住宅ローンの種類>

フラット35 

独立行政法人 住宅金融支援機構が運営する住宅商品の名称です。

取扱金融機関へ借入の申し込みをします。

借入時から終了時までの金利が確定する全期間固定金利なのが特徴です。

フラット35は最長35年返済で、最長20年のフラット20、長期優良住宅のみ選択できる最長50年のフラット50などの商品もあります。

保証会社を利用しないので、保証料は発生しません。

保証人も不要です。

(補足①)

保証料とは、住宅ローンを契約する人が保証会社と保証契約を結ぶ際にかかる費用です。

保証契約とは、万が一住宅ローンの契約者が借り入れをした金融機関へ返済できなくなった時に保証会社が住宅ローンの契約者に代わって住宅ローンの借入金を一括返済する(代位弁済)契約です。

団体信用生命保険(団信)への加入は任意です。

(補足➁)

団信は住宅ローンの契約者が死亡した場合などに、保険金で住宅ローン残高を返済してもらえる制度です。

フラット以外の住宅ローンは殆どの商品が加入必須となっています。

この場合、掛け金は金融機関が払ってくれます。

フラットの場合は団信に入りたかったら、自分で掛け金を支払う必要があります。

掛け金は借入額、借入年数等により異なります。

掛け金の支払いは、毎年払いとなります。

夫婦で連帯債務の場合、通常はどちらかが亡くなったとき、亡くなった方の借入は保険で返済となりますが、もう片方の方の残債はそのまま残ります。

フラットには、どちらかが亡くなったらもう片方の方の残債も返済してくれる保険があります。

通常の団信よりは保険料は高くなりますが、お得な制度なので検討してみる価値はあると思います。

フラット35以外

金融機関等の独自の住宅ローンになります。

最長40年返済の商品、最長50年返済等、各金融機関等により、借入条件が異なります。

変動金利、固定金利選択型(3年固定金利、5年固定金利、10年固定金利)など、様々な金利タイプから選ぶことが出来ます。

金融機関により異なりますが保証会社の保証を融資条件としている場合が多いです。

その場合、保証料が必要となります。

審査内容に応じて、連帯保証人などを求められる場合もあります。

保証料の額は金融機関、借入条件等により異なります。

保証料の支払方法も金融機関により異なりますが、融資実行前に一括払いで支払う方法と、金利に上乗せして毎月返済額に含めて支払う方法、が一般的です。

団体信用生命保険は加入必須の商品が多いです。

通常は金融機関が掛け金を支払ってくれます。

沖縄県で住宅ローンを扱う金融機関>

都市銀行 

みずほ銀行

(独自ローン、フラット35)、

沖縄銀行

(独自ローン、フラット35)、

琉球銀行

(自社ローン、フラット35)、

第二地方銀行

沖縄海邦銀行

(独自ローン、フラット35)、

その他全国区の機関 

JA

(独自ローンのみ)、

ろうきん

(独自ローンのみ、フラット35)、

ARUHI

(主にフラット35

あとは信金、ネット銀行等もあります。

その中ではやはり那覇にしか支店のない都市銀行より、沖縄がメインの活動地域で多くの支店を抱える沖縄銀行琉球銀行沖縄海邦銀行をオススメします。

住宅ローンは数十年に及ぶ長期の取引になるのでネットバンクはオススメしません。

対面で相談できる店舗の方が、コミュニケーションがとりやすいと思います。

金融機関以外だと勤務先が会員企業なら労金フラット35だとARUHIさんもオススメです。

JAについては各地で活動状況が異なるのでJAおきなわが住宅ローンに積極的なら相談してみる価値はあると思います。

私も、地元では何度も利用させていただきました。

 

 

 

 

 

沖縄の住宅ローン事情①/通常40年返済、最長50年返済

三重在住、まーです。

セレブでなくても二拠点生活を楽しもう、をテーマに、今回は住宅ローン事情についてお話しします。

私の住む本州では最長35年返済の住宅ローンが一般的ですが、沖縄では最長40年返済の住宅ローンが一般的です。

最近は最長50年返済の住宅ローンもあるみたいです。

さすがに誰が借りるのだろうかと思いますが、親子で住宅ローンを借りて、返済していくときくらいですかね。

沖縄では、住宅価格が所得に比べて高いので40年返済は納得ではありました。

超概算な計算で、借入額3000万円、金利2%と仮定します。

35年返済(420ヶ月)だと月々返済額は99378円、返済総額4173万円。

40年返済(480ヶ月)だと月々返済額は90847円、返済総額4360万円。

40年返済の方が月々返済額は少なく済みますが、返済期間、利息の支払いは増えます。

正直50年借りたら、金利ばかり払って元金減りません。

金融機関のパンフレットには、最終82歳まで返済可能とありました。

30歳で住宅ローンを借りたとして40年返済なら70歳で完済、50年返済なら80歳で完済となります。

働ける年齢を考えると、やはり40年返済までがベストな気がします。

40年返済と50年返済、返済金利が同じなら月々返済額は50年返済の方が少なくなります。

超概算な計算で、借入額3000万円、金利2%と仮定します。

40年返済(480ヶ月)だと月々返済額は90847円、返済総額4360万円。

50年返済(600ヶ月)だと月々返済額は79137円、返済総額4748万円。

50年返済の方が月々返済額は少なく済みますが、勿論返済期間と利息の支払いは増えます。

通常フラット35以外の住宅ローンは、団体信用生命保険(団信)への加入が融資条件になっています。借入団信は住宅ローンの契約者が死亡した場合などに、保険金で住宅ローン残高を返済してもらえる制度で、掛け金は金融機関が払ってくれます。

50年返済は、働ける年齢が70歳と仮定して、そこで亡くなったら月々返済額が低いまま済むので、お得であると言えます。

長生きする方は支払いが残ります。

ただ夫婦連帯債務の場合は、亡くなった方の借入は保険で支払われますが、残された方の方は借入が残る点をご注意ください。

基本40年までの返済をお勧めします。

沖縄の新築住宅事情/とにかく高いイメージしかない

セレブでなくても二拠点生活をして人生楽しもう!をテーマに、将来沖縄に移住したい方、二拠点生活をしたい方向けに、まずは沖縄の住宅事情の現状を話したいと思います。

移住、二拠点生活したときの住まいとしては、賃貸マンション、借家、中古住宅購入、分譲マンション購入、新築住宅購入、色々なパターンがあると思います。

今回は、移住となるといずれ住みたい新築一戸建てについて語りたいと思います。

本州と比べても非常に特徴があります。

その前に少しだけ分譲マンションの方も話をさせて頂きます。

<分譲マンション>

那覇や北谷など遊休地の少ない場所、土地価格がとても高い場所では、小さな土地面積で済む分譲マンションの建設~販売が多いです。

面積、立地、階層、仕様により異なりますが、2LDK~3LDK、専有面積20~40坪の新築で、4000万円~1億5000万円ほどします。

地元の方が買うというより、移住、別荘等の用途で沖縄以外の方が購入されるパターンが多いと思います。

 

<沖縄の新築一戸建ては、木造住宅が増えている>

その他の地域では、一戸建て住宅が多いです。

沖縄というとコンクリート造のイメージが強かったのですが、コンクリート価格の高騰もあり、最近は沖縄本島でも木造住宅が増えてきました。

新築住宅着工数の30%ほどとなってきています。

そのうち、コンクリート造より木造の方が多くなっていくと予測されます。

ただコンクリート造よりは安いですが、沖縄の平均賃金等を基に考えると、木造でも

住宅価格はとても高いです。

<土地代が高い沖縄>

何より土地代が高いです。

島なので土地の面積には限りがあります。

畑は多くあっても実際に水道管が通っていて、家が建てられる土地となるとかなり限られてきますので、売り手が強い市場と言えるかと思います。

<主流は建売住宅>

土地をお持ちの家庭は自由設計、土地から購入しないといけない人たちは建売住宅が主流です。

自由設計の場合、間取りや外観、外壁、床材、各設備の仕様等、決めないといけないことがたくさんあります。

その為、時間も経費もかかります。

それに比べ、建売住宅は間取りも外観も仕様も全部事業者で決められます。

打合せの必要もありませんし、同じ浴槽でも5つで発注するのと、1つだけ発注するのでは値引き率が変わります。

一度に数棟の建物を建てる建売住宅の方が、建設コストが低く済むので、販売価格も抑えられます。

しつこいですが、それでも高いです(笑)

<平均的な建売住宅/価格の割に土地も住宅も小さい>

移住される場合、土地は当然購入しないとないと思うので、建売住宅で話をしていきます。

人気の地域かどうか、土地面積、建物面積、建物の仕様等により価格は変わりますが、

私が住みたいと以前書いた地域で見ていきたいと思います。

本島中部の沖縄市うるま市の平均的な建売住宅で、土地面積35~50坪、建物面積22~33坪、価格2500~5200万円ほどです。

本島南部の八重瀬町南城市の平均的な建売住宅で、土地面積35~45坪、建物面積28~33坪、価格2400~4800万円ほどです。

間取りは、3LDKが多いです。

沖縄の家は浴槽がない=シャワーが多いといわれますが、中古住宅は確かにそういう建物も多いですが、新築住宅に関しては浴槽もちゃんとついています。

沖縄県はこの場所なら幾らくらいという土地相場が本州に比べるとない気がします。

売り手が強い市場だけに売主の希望価格で土地を仕入れて建物を建てて販売している業者も多いです。

販売価格にかなり差があるのはそのあたりも関係しています。

それでも売れていくのだから、凄いと思います。

<3KDKに家族5人以上が住む場合も>

沖縄の平均年収は330万円ほどです。

所得合算をしないと住宅ローンの借入も難しいです。

沖縄の住宅ローン事情については、別の機会に書きます。

こちらもかなり特殊な住宅ローンがあります。

家族が多い沖縄、夫婦に子ども3人、4人いる家庭も珍しくないです。

正直、土地35~45坪だと車2台置けるのがやっとです。

お子さんが大きくなったときには車を置く場所を考えないといけません。

LDKで面積が27~32坪くらいだと一階はLDKのみ、または小さな和室が取れるくらいで、二階は4.5~6畳の部屋が3部屋となります。

一部屋は夫婦寝室、あと2部屋が男の子たちの部屋、もう一つが女の子たちの部屋という感じでしょうか。

<沖縄の住宅建設会社>

・沖縄でハウスメーカーというと全国区のハウスハウスメーカーでなく、地元ハウスメーカーの事を言います。

沖縄の住宅展示場に行くと、地元工務店等が建てた家が見られます。

全国区のハウスメーカー、特に大手ハウスメーカーと言われる会社は沖縄の新築一戸建て部門に参集していません。

分譲マンションの方では本格的に参入している会社があります。

ローコスト系の住宅メーカーは建売住宅社を中心に、沖縄にも進出しています。

一部のフランチャイズ系の住宅メーカーも参集しています。

 

<課題>

正直沖縄では二拠点生活をするなら、安く中古住宅を手に入れるのがおススメかと思っています。

価格に比べ、財産的価値の少ない新築住宅は魅力を感じません。

あとはいかに土地を安く仕入れるかですね。

今後沖縄に行ったときにこの部分を現地の人たちと詰めてこようと思っています。

イメージする土地があれば、方法は2つほどあるかなと今考えています

沖縄、住むならこのまちがおススメ!

三重在住、まーです。

セレブでなくても二拠点生活を楽しもうをテーマに、今回は沖縄に住むならこのまちがおススメ、についてお話しします

<やはり住むなら、沖縄本島

まず沖縄というと沖縄本島石垣島宮古島あたりが人気かと思います。

私はやはり色々なインフラ整備が整っている沖縄本島が住みやすいかと思っています。

石垣島(周辺諸島含む)、宮古島は、観光でゆっくり訪れたいです。

沖縄本島に住むならどこがいい>

沖縄本島というと国際通りのある那覇や、高級リゾートホテルが多く建つ西海岸、アメリカンビレッジのある北谷等が有名かと思います。

ただ住むという意味ではもっと落ち着いたまちに住み、休日に繁華街やリゾート地に遊びに行く感じが良いのではと思います。

個人的には、ほどよく商業施設がある本島南部の糸満市東海岸うるま市、今後発展していくと思われる南城市などが住むなら便利かなと思います。

※実際の糸満市の写真です。

<①糸満市

那覇空港から車で約30分

沖縄本島の最南端に位置するまちで、人口は約6万1千人です。

ひめゆりの塔沖縄平和祈念公園などがあり、戦争における沖縄戦終戦地の深く悲しい印象が強くあり、沖縄に最初に訪れるときの観光コース的なイメージがありました。

それが実際に市内を訪れたら、空港からも近いし、小さいながらもショッピングモールもあるし、スーパー、コンビニも色々ある、非常に住みやすそうなまちという印象を受け、大ファンになりました。

大型リゾートホテルも最近建ちましたが、どちらかというと観光より住む方にオススメのまちかと思います。

空港からの距離含め、本来ならもっと発展しても良い街ですが、市街化調整区域といって市街化を抑制する地域、具体的には大きな商業施設等が原則建てられない地域が多くあるのも、開発が進みにくい理由かと思います。

ただ住宅に関しては、沖縄県は調整区域でも比較的許可がおりやすくなっています。

隣の豊見城市に自動車道の出入り口や大型家電量販店や家具量販店はじめ、色々な施設があるので、糸満市に大きな商業施設がなくても、不便さは感じないと思います。

空港や那覇市に近い分、糸満市も土地価格は年々上昇しています。 

うるま市の写真がなくイメージ画像です。

<➁うるま市

那覇空港から車で約1時間

(高速道路利用の場合)

沖縄本島中部、アメリカ文化が残る沖縄市のお隣、勝連城跡のあるうるま市は大好きな街です。

那覇市(約31万7千人)、沖縄市(約14万2千人)に次いで、3番目に人口の多いまち(約12万5千人)です。

2005年に具志川市石川市中頭郡勝連町与那城町が合併し誕生した市です。

スーパー、コンビニは勿論、ドラッグストア、各飲食チェーンも多数あり、住むには非常に便利かと思います。

車で30分ほどの距離に大型ショッピングモール、イオンモール沖縄ライカムもあります。

ただ、戦闘機やヘリの音に悩まされる可能性は大です。

沖縄らしい綺麗な景色としては海中道路が有名ですが、知らない人に言うと海の中を道路が通っているのかと勘違いされますが、あくまでも海の上に橋が架かっている道路です。

その海中道路を通っていくと、4つの島に行けます。

各島、本当に魅力的です。

ただし、台風になると海中道路は通行止めになり孤立します。

停電になるリスクも非常に大きいです。

実際の南城市の写真です。

<③南城市

那覇空港から車で約45分

沖縄本島南部の市で、2006年に島尻郡佐敷町、知念村、玉城村、大里村が合併してできたまちで、人口は約4万5千人です。

南城市=なんじょうし、と読みます。

南城市は、琉球王国最高の聖地ともいわれる斎場御嶽が有名かと思います。

糸満市同様、どちらかというと沖縄を最初に訪れる際の観光地のイメージが強いですが、静かな雰囲気、海沿いの景色が好きで、私は住みたいなと思ったまちです。

今までは大型スーパー等がなくて、住むには少し不便かなとも思っていましたが、新たな道路を整備中で那覇空港自動車道と連結されることで那覇方面への行き来が非常に便利になること、会員制スーパーコストコも誘致されたことで、商業施設も今後が誘致される計画もあるので、便利なまちに発展していくと思います。

その分土地代も高くなっていくでしょうし、休みの日は渋滞になることもあると思いますが・・・。

<番外編/東村>

那覇空港から車で約2時間

(自動車道利用の場合)

沖縄本島北部に位置するまちで、人口は約1600人です。

東村=ひがしそん、と読みます。

沖縄本島に行くたび、時間があると訪れるまちで、その何もない風景が魅力的です。

何もないのが魅力的ですが、本当に何もないです。

ただ、たまに行く分には素敵ですが、住むとなると不便を感じるかなと思います。

ガソリンスタンドも閉店するという話題がネットニュースに出ていました。

 

沖縄での土地探しをする際に気を付けたいこと

三重在住、まーです

先日、二拠点生活の話を書かせて頂きました。

沖縄本島に移住したい方、二拠点生活をしたい方も多いと思います。

私自身もいずれ沖縄本島との二拠点生活をしたいなと思っています。

 

実際に仕事で沖縄本島にて土地探しをした経験からお話をしたいと思います。

まずは、やはり知り合いがいると安心です。

それも沖縄生まれの方ではなく、同じ移住者とかに話が聞けたら最高です。

沖縄では当たり前のこととして気にしない事柄が、移住者には物凄く重要なことという場合も多々あります。

 

私の場合、古くからの知り合いが10年ほど前に家族で沖縄本島に移住しています。

沖縄でも不動産の仕事をしている方なので、地元の話を色々聞けたりします。

西海岸のあの場所、凄く景色いいねと言ったら、観光には良いが、病院がない、

スーパーがない等、住むには不便だよ、と言われて納得したり。

<土地を探すときの注意点>

普通土地を探すときは、不動産会社さん等に依頼されると思いますが、一応土地を探すという作業全般で気を付けておきたいことを書きます。

<海沿い/価格上昇>

海沿いの土地は非常に少なくなっているので、物凄く土地価格が上昇しています。

特に直接海に面している土地は、非常に希少価値が高いです。

<海沿い/防風林>

海に面した土地の場合、土地と海の境目に比較的大きめの木が生えていることが多いです。

木を伐ったら海が見えるなと思うかもわかりませんが、誰の所有地か確認が必要です。

風よけの防風林として行政の持ち物の場合が多々あるのでその場合、当然勝手に伐採もできません。

木が伐れないから海が見えない可能性もあります。

<海沿い/湿気>

海沿いの土地は湿気が凄いので、車なども錆びるのが早いです。

実際に私自身、窓を開けたまま寝たら蒲団が湿っぽくなった経験があります。

観光で行く分には海に面した土地がいいですが、住むなら高台等の海が見える土地の方が良いと思います。

<海沿い/台風の波>

海に面した土地の場合、台風の波がどこまで来るかチェックした方がいいです。

ハザードマップも出ていますので、そちらも見ておくといいかと思います。

<台風/道路排水>

沖縄の道路は側溝が設置されていない道路が多い等、大雨のときに雨水処理が追い付かず、道路が冠水する場合が多々あります。

台風になると冠水して通行できない道も出てきます。

地元の方ならよく冠水する道路は知っているはずなので、確認しておいた方が良いです。

<高台/土砂災害>

台風が多い地域だけに高台の場合は,土砂災害とかの情報も調べたほうがいいです。

土砂災害警戒区域と土砂災害特別警戒区域の2種類があります。

土砂災害警戒区域は比較的建物が建っている場所もありますが、近隣に土砂災害特別警戒区域がある場合は特に注意してください。

その区域内では建設も制限されます。

<傾斜地>

気を付けたいのは資料だと平らな土地に見えるが、実際は傾斜が多く、平らな使える面積が少ない土地が、結構ありますのでご注意ください。

傾斜があると使えない土地、傾斜を削ったら使える土地など色々ありますが、崩れない様に斜面の補強工事が必要となったりします。=別料金が必要。

<お墓、相続問題>

なんでこんな良い場所が手つかずで、残っているのかと不思議に思う場所もありますが、調べてみると墓があって購入できない場合がよくあります。

相続登記をせずに放っておいた土地で相続人がかなりの人数になる土地、中には海外に移住した方もおり、登記ができず売買ができない土地も多々あります。

<鶏舎、豚舎、牛舎/匂い>

あと気を付けたいのが、近隣に鶏舎や豚舎、牛舎があるかどうかです。

昔ながらの鶏舎等が多いので、風向きにより匂いがすることがあります。

実際に暮らすとなるとやはり調査が必要かと思います。

<騒音>

戦闘機がどこを飛ぶかも考えた方が良いと思います。

私も沖縄市うるま市に滞在した時に、この音に悩まされました。

<電波状況>

スマホの電波が届くかどうかのチェックもした方が良いと思います。

私はドコモユーザーですが、観光客に人気の古宇里島に数年前に行ったときは、電波の届かない場所もありました。

沖縄の県内企業である沖縄セルラーさんが運営している、auの電波が最も届きやすいかと思います。

<渋滞>

本州と行ったり来たりが多い人は、空港までの移動時間も考慮に入れてほしいです。

特に朝夕の那覇周辺は大渋滞するので、そこを通らずに済む立地がおススメかとも思います。

私自身、以前レンタカーを借りた時、日曜日の夕方の混む時間にあたり、レンタカーを返したあと、空港までの送迎バスが渋滞でまったく動かず、焦った記憶があります。

大型犬のいる都会住まいの方、二拠点生活しませんか。

三重在住、まーです。

 

別荘+プライベートドッグラン、各地に広げていきたいです。

平日は都会で働き、休日は人間も犬も自然豊かな田舎で心身をリフレッシュ。

そんな二拠点生活を各地に広げていけたらなと思っています。

 

うちにも犬がいますが、他の犬と接するのが苦手でドッグランには行けません。

私としても他の犬と接する際に噛まないか、噛まれないかと心配にもなります。

 

自然の中での生活は、人間にも犬にも大切だと思います。

犬の寿命的に人間の7倍のスピードで生きていると言われています。

家族との時間を満喫できる第二の拠点、別荘があったら良いと思いませんか。

 

別荘というとセレブが持つものという印象がありますが、

自らが住みたいと思えるような田舎の環境の良い空き家や土地を探し、

一般の人でも持てるプライベートドッグラン付き別荘の提供に、

力を入れていきたいと思っています。

 

一人、二人と住み始めると、次の人も来やすくなり、

田舎に増えている遊休土地や空き家の有効利用に有効です。

 

また拠点が二つあることで災害の時にはどちらかに住むという選択権もできます。

犬、特に大型犬がいると避難所にも入りにくいだけに、真剣に考えてほしい問題です。

 

都会住まいの方に田舎の一戸建てを購入し、週末等住んでもらう

犬好きの都会の方が増えていくことで、同じような方が住みやすくなる。

人数が増えてくる中で移住して店舗をする人が出てきたりして、過疎地が活性化されていく。

各地でうちの田舎はいいよと手を上げてくださる人が増えれば、各地域で二拠点生活が広がっていくと思います。

公園で散歩中のココ🐾